昭和電工、2017年12月期見通し～数量増も営業益横ばい予想－積極投資で成長目指す／投資成果の発現も課題－

摘要

昭和電工は2017年12月期の業績予想を作成し、売上高を7，200億円（2016年12月期見通し比7．2％増）、営業利益を420億円（0．5％増）、経常利益を365億円（5．4％減）、当期純利益を 200億円（81．8％増）に設定した。無機セグメントの改善や、化学品セグメントでの小幅な増益を見込むが、石化事業でのスプレッド縮小等が見込まれるため、ほぼ横ばいの見通しにした。また黒鉛電極事業は上期に小幅な赤字が残るものの、下期は損益を均衡させる計画だ。