合繊4品種、4－6月期生産4．4％減の19．4万t～減少傾向続く

摘要

日本化学繊維協会がまとめた2016年4－6月期の合成繊維生産は、前年同期比4．4％減 の19万4，270トンだった。品種別ではポリエステルF（長繊維）が0．6％減、ポリエステルS（短繊維）が17．6％減、アクリルSが10．3％減と減少が目立った一方、ナイロンFは前年同 期に大幅に減少した反動から3．7％増となった。なお、セルロース繊維の生産量は6．1％減 の3万7，714トンで、2013年第2四半期以来3年ぶりに4万トン割れ。これも含めた化繊 生産は4．7％減の23万1，984トン、期末在庫は0．4％増の9万2，918トンとなった。