東邦化学、3カ年の新中計策定～最重要課題は「上海法人黒字化」

摘要

東邦化学工業は、2016年度から3カ年を対象とする第7次中期経営計画（2016～2018年度）を策定した。最終2018年度に売上高480億円（連結）、経常利益25億円（同）を目指す。界面活性剤や化成品などの製造販売子会社である東邦化学（上海）の黒字化および同社事業を軌道に乗せることを最重要課題として標棒。このほか①海外市場、特に中国市場の開拓（海外販売比率は最終年度18％）②既存製品の製造方法の見直し、合理化による生産性の改善とコストダウン③高機能。高付加価値製品の開発テーマの実績化④国内外生産拠点間 の最適生産体制の構築⑤世代交代と全社を挙げての意識改革－を重点課題として挙げた。