2013年のエチレン生産予測、5．8％増の650万トンなら稼働率は84％－エチレン換算内需500万t以下続く／稼働率90％台復帰は2016年－

摘要

2013年上期のエチレン換算需給実績は、前年同期に比べて内需は微増にとどまっているものの、輸出が3割増と急増したため生産もニケタ増と比較的好調で、このまま折り返すことが出来れば、今年通年のエチレン生産量は5．8％増の650万トンとなり、設備稼働率は84．2％と近年では最低水準だった2012年を1．8ポイント上回る見込みだ。来年以降は増産が期待できないが、設備削減も進められるため稼働率は90％に近づき、90％台半ばになるのは2016年以降となる見通し。