帝人、米で複合材料用途開発センター開設～2020年に2，000億円規模

摘要

帝人は、熱可塑性樹脂を使用した炭素繊維複合材料（CFRP）によるコンポジット製品の事業化を加速するため、2011年12月に米国で「Teijin Advanced Composites America」（TACA）を設立し、このなかで自動車構造材などを中心に本格的な用途開発を推進する組織としてこのほど「Teijin Composites Application Center」（帝人複合材料用途開発センター／TCAC）を開設した。新会社であるTACAは、デトロイト市近郊のミシガン州オーバーンヒルズに本社を置き、資本金は100万ドル。帝人全額出資子会社の米法人Teijin Holdings USAが100％出資する。