三井化学、EO／アセトン／MIBK／IPAを来年1月値上げ-来年1－3月期の原料ナフサ基準価格6.8万円を前提に－

摘要

三井化学は、来年1－3月期の原料ナフサ基準価格が今年10－12月期（見込み）の8万2,000円／姐から6万8,000円へと急上昇する見通しを受け、基礎化学品事業本部で取り扱う製品群を一斉に値上げする。 対象製品と値上げ幅はEO（エチレンオキサイド）が短当たり20円、EO誘導品（エタノールアミン、エチレングリコール）が18～22円、アセトンが24円、MIBK（メチルイソプチルケトン）が39円、IPA（イソプロピルアルコール）が18円で、来年1月1日納入分からの適用を目指し、需要家の交渉を開始する。 石油化学大手で来年1月以降の製品値上げを打ち出したのは三井化学が初めて。