三菱ケミカル、2017年4月に傘下3社を統合へ～今年度内に結論－三菱化学·樹脂·レイヨンで素材の製造·開発事業を総合－

摘要

三菱ケミカルホールディングスは、2017年4月に傘下の三菱化学、三菱樹脂、三菱レイヨンの3社を統合する方向で検討を開始した。各種化学素材の製造や研究開発（R＆D）事業を手掛ける3社を統合することで事業ユニットの枠を取り払い、成長戦略やR＆D体制改革を加速するのが狙い。グループでカバーする3つの事業領域（素材·機能商品·ヘルスケア）のうち、素材と機能商品分野を統合新社が担い、成長事業の生産革新と収益拡大を図る。2015年度内には統合の実施について結論を出す方針。