PS、1－3月国内出荷20％減／反動減響く～SMは輸出が牽引

摘要

日本スチレン工業会がまとめたPS（ポリスチレン）の2015年1－3月国内出荷（国産品内需）は、14万115トンと前年同期比19.6％減少し、過去最高を記録した1990年以降、四半期ベースで最低の出荷量となった。2014年1－3月は消費増税前の駆け込み需要で膨らhでいたことに加え、2015年4月の価格改定（値下げ）を控えた買い控えも影響したとみられる。一方、SM（スチレンモノマー）は内需の減少を輸出でカバーし、生産·出荷ともに前年同期を上回った。