キヤノンライフケアソリューションズ（東京）EOG滅菌器売上高、前年比横ばいの約3億6千万円

摘要

画像診断システムや医療器具滅菌器を取り扱うキヤノンライフケアソリューションズ（松本啓二社長）の12年12月期の酸化エチレンガス（EOG）滅菌器の売上高は約3億6千万円と、前年ほぼ横ばいで推移している。同社は今年5月、新型の過酸化水素滅菌器「ES1400」を販売開始した。保険点数のアップから手術件数が増加している腹腔鏡下手術だが、同手術に用いる器具は熱に弱く、蒸気による高温滅菌ができないものが多い。その為滅菌方法はEOG滅菌と過酸化水素滅菌から選択する事になるが、滅菌時間の速度重視で過酸化水素滅菌が採用されるケースが多いという。