(S098)老朽コークス炉における窯口補修方法

摘要

君津1-3 コークス炉は、炉齢45 年以上が経過しており、炉体老朽化が進行している。炉体老朽化に伴い、炉壁煉瓦破孔や押詰が増加し、非稼働窯が増加·減産が生じることが大きな課題である。Fig1 に破孔発生率と稼働率のトレンドを示すが、破孔発生率の増加に伴い、稼働率が徐々に低下してきていることが分かる。コークス炉での生産安定化を図るためには、破孔発生窯や破孔発生予備群の窯に対して、補修の効率·寿命を考慮した補修計画を立て、操業復帰窯とのバランスとることが重要である。本報告では、1-3 コークス炉で破孔発生率を抑制するための窯口補修について報告する。