(S079)高炉スラグ連続凝固設備の鋳型の散水冷却条件 （粗骨材用高炉スラグ連続凝固プロセスの開発-2）

摘要

低吸水率の高炉スラグ粗骨材の開発を目的として高炉 スラグを連続的に20～30 mm 程度の板状に凝固させる実 機規模の設備を建設した1)。本設備は，連続的に同じ鋳 型に溶融スラグを受けてスラグを冷却する。鋳型の温度 を一定の範囲で制御できなければ，鋳型が変形して，ス ラグの厚みが変化し，品質が低下することが懸念される。 本稿では，約373～573 K に制御するための最適な鋳型 の散水冷却条件について検討した。