日本麻酔科学会第42回中国四国支部学術集会(1)

摘要

ヒドロキシエチルデンプンの抗凝固作用は,血管内皮に作用し,vWFの放出を抑制し,さらに第VIII因子/vWF複合体を減少させる。 また,血小板表面のGPIb-IXを介した血小板の粘着能が抑制され,次のステップであるGPIIb-IIIaとフィブリノゲンの結合による血小板凝集を低下させることが知られている。