ポリオレフィン、値上げ交渉大詰め、最終局面に今月中には全面決着、国産ナフサ七万三千円前提

摘要

ポリオレフィンメーカーは、原燃料高に対応した値上げ交渉の最終調整に入っており、今月中には超大手を含めて全面決着し、国産ナフサkl七万三千円を前提とした新価格での取引に移行する見通しだ。ドルベースのナフサ市況の上昇や、円安シフトの影響により、昨年の国産原料価格は年間を通じて高値圏を維持。こうした中で、PE（ポリエチレン）、PP（ポリプロピレン）の原燃料コストも大幅に上昇し、昨年は二月と十一月の二度に痩り値上げを実施してきた。