衝撃圧縮開始時刻と計測応力波の立上り開始時刻との関係－数値計算による分割ホプキンソン棒圧縮法の標準化に関する研究１－

摘要

高ひずみ速度下の圧縮駄験法として，分割ホプキンソン棒（Split Hopkinson Pressure Bar: SHPB）法l）は最も広く用いられており，通軌　 試験片内部は一様な一軸応力状態であるとの仮定に基づいて決定される．以前より，同試験法の高精度化耶）やひずみ速度の制御に関する研究）が行われてきている．また，試験片寸怯や摩擦係数の影響についても論じられ6），摩擦の影響を排除して高ひずみ速度下の応力·ひずみ曲線を求める外挿方法も提案．耶）されている．