WTI在庫増と供給過剰で40ドル台にクッシング在庫増、OPEC生産増などが弱材料

摘要

11月9日から13日のNYMEXWTIは、米国の受渡拠点のクッシングの在庫増加、OPECの10月の生産量が3,000万b／d以上であったこと、IEAが原油の供給過剰を報告し、弱気な展開となって40ドル台まで続落し、約2カ月ぶりの安値となった。9日は、中国税関総署の10月の輸出入はともに前年同月比で減少し、同月の原油輸入量も前月比5.7％減少したことと、直近のオクラホマ州クッシングの在庫が180万バレル以上増加したことを受けて、売りが高まって、4営業日続落。12月限は、前週末比0.42ドル安の43.87ドル。