新団体「エルピーガス協会」各理事会承認で実現へ　－記者会見で「残る検討課題は時間をかけ解決へ」－

摘要

（社）日本LPガス連合会、㈱全国LPガス卸売協会、（社）全国LPガススタンド協会の3者は、来年4月1日合併、新団体設立に向け、5日、各理事会を開催し統合新団体「（社）ェルピーガス協会」の活動内容、理事及び役員、定款、合併契約書等について、それぞれで合意されたことを同日、都内のホテルで発表した。 これにより、今月3～5日にかけての各団体の理事会、16日の各団体臨時総会による承認、合併認可申請の経産省への提出、年明け認可、債権者保護手続き（2ヵ月間）－等を経て、4月1日新団体設立までの日程がほぼ固まった。 この他①公益法人制度改革関連3法の12月1日施行（5年以内に移行）により「特例民法法人」として、所要の手続き（前出）を踏み、日連が全卸、全スタ協の財産、契約等を引継ぎ、日連以外の企業会員は日連の都道府県協会に移行する形で、基本体制を整備する②広域ディーラー、スーパーディーラー等は新たにブロック所属の企業会員として加入移行する③理事候補は本来3団体統合で170人以上となるが、それを100人未満で調整、新定款では90～94人としスタートは90人体制とする④新団体の会長は日連会長として他2人は副会長に、専務理事は日連専務理事として他2人は常務理事に、常任理事には団体統合幹部会議メンバー11人が移行し就任する⑤21年度計画案を策定（経営効率化·合理化·保安高度化、取引適正化、地球環境問題等への対応、エネルギー間競争の中での存在意義と販売戦略、行政への提言、事故等への対応、広報、関係団体との連携強化等）―などを明らかにした。