石油リグ数は529基、10週連続増

摘要

米国の石油·ガスの掘削稼働リグ数が6日現在、前週比7基増の665基となって2017年をスタートした。同日にべーカーヒューズ社が発表したもので石油リグ数は前週比4基増の529基、天然ガスリグ数は同3基増の135基。石油リグ数はこれで10週連続の増加だ。9月末のOPEC臨時総会で原油減産合意が打ち出されて以降、原油市況が上昇推移となったこ七や11月同総会で8年振りに減産が正式決定され、しかも8年振りの「国別生産割当」が復活したこと、更には非OPEC5カ国が協調減産を決めたことで年末～年初に53ドル/バーレル台となったことなどが、継続的なリグ数増加に繋がった。