西部ガス計画の2次基地運営会社にエネタス、新日石G、出光G&L参画

摘要

西部ガス㈱が福岡市東区東浜の福北工場の用地を利用しLPG出荷設備等を建設し、2次基地、3次基地として運用する東浜総合物流基地事業計画に、子会社の西部ガスエネルギー㈱のほか、伊藤忠エネタス㈱、新日本石油㈱、㈱出光ガスアンドライフが参画することが決まり、5社による2次基地共同運営会社などの概要が明らかとなった。福北工場はLNG1次基地のほか増熟用LPG貯槽が2基あり、西部ガスグループ運営してきたが、増熱用LPG利用分の減少にともなうタンクの有効利用が課題だった。 今回の計画では西部ガスが新たにP900t1基の貯槽を平成17年7月完成予定で建設するほか、5社共同出資の運営を今年4月に設立し、出荷を17年4月から開始し出荷量を拡大していく予定。 3次基地は西部ガスエネルギーが建設し新たにLPG卸売業者などと設立する運営会社に委託する。