「北海道、冬に10％節電」報道:新安全基準の策定遅れる中、泊原発再稼働に注目

摘要

「北海道、冬に10％節電、泊再稼働見込めず」と一般紙が5日付の朝刊で報じ波紋を広げている。内容は主力電源の泊原発の年内再稼働の見通しが立たないため、暖房や融雪の電気需要が多い冬のピークに夏の節電要請7％（2010年比）以上の民間対応が必要となるだろうーとの見通し。一方、その中で「一般暖房に加えロードヒーティングが約8万力所、屋根の融雪暖房約3万力所、水道管の凍結防止ヒーターなど深夜の電力利用も多く、工場の操業時間をずらすなどの対策も取り難い」などとして、計画停電にも備えるかを政府は検討するという。