全国平均0.3円上げ113.5円首都圏平均111.7円

摘要

石油情報センターが2月15日現在で集計した「SS石油製品。小売市況調査－店頭現金価格税込－」によると、レギュラーガソリンの全国平均価格（参考値）は、前週に比べ0.3円値上がりし、113.5円となった。21週ぶりの値上がりとなった。産油国の協調減産の観測で原油相場が一時値上がりしたため、元元の特約店向けの卸価格の引き上げが小売価格に波及したもののSS間の競争の激化で小幅な値上げに止まった。都道府県別の動きをみると、宮城県など25都道府県で値上がりとなった一方、徳象県など18県で値下がりとなった。議高値は鹿児島県で123.7円となった。一方、最安値は高知県で107.6円となった。最高値と最安値の価格差は16.1円となっている。地域別にみると、1円の値上がりとなったのは北海道、東北、関東、沖縄の4地域となったが、横ばいとなったのは中部をはじめ6地域となった。首都圏を参考値でみると、東京が0.7円値上げの117.0円、神奈川は1.5円値上げの110.7円、埼玉は1.0円値上げの108.4円、千葉は0.1円値下げの110.8円となっている。ついで北関東を参考値でみると、茨城が0.1円の値上げの110.2円、栃木が0.3円値上げの111.5円、群馬が0.1円値下げの110.2円となっている。首都圏の東京は0.7円値上げの117.0円で、全国平均価格の11、3.5円より3.5円高くなっており、首都圏の平均価格111.7円に比べると5.3円高くなっている。