緘灸/あh摩·マッサージ·指圧

摘要

の不定愁訴に対する緘灸/あh摩·マッサージ·指圧の適応を速やかに判断してこれらの療法の国家資格を有する治療師に紹介する.M-Test (絰絡テス卜）はその適応の判断を可能とし，同時に自らが'不定愁訴の治療をでさる簡便な方法である.② M-Testによる診断（図6のStepl)：愁訴を誘発する身体の動きや愁訴を增悪する動き（陽性動作， 図1)を見つけて，その動きからどの経絡に異^があるかを把握し，その異常を治療する.絰絡-絰穴の異常を把握するための基本動作は30項目あり，身体の前面·後面·側面をそれぞれ伸展する動きで構成されている（図2).各面を上半身と下半身に分けるので，動きは合計6ブロックからなる.基本動作を負荷し，症状が'増悪したり誘発されたりする動き（陽性動作）を見つけ，最もつらい動きを判定する.③ M-Testによる治療1(図6のStep2)：最もつらい動きが属するブロックから治療を開始する.治療点は6ブロックごとの各4経穴（合計24経穴）と，それぞれのブロックごとの経絡上の圧痛点が主体である（図3).プロックごとに対応している治療点の効果を確認する（図4).刺激として経穴ゃ絰絡の圧痛点に皮膚を傷つけない刺激ツール（図5)あるいはテープ付き円皮緘を用いる.④ M-Testによる治療2 (図6のStep3?）：Step2のの②でブロックごとに対応する治療点でも十分な改善が得られない場合はStep3以降を用いる.