電力用設備

摘要

調相設備分野では、大容量の22kV縮小形コンデンサ設備を更新設備として納入し、従来比で大幅な省スペース化を実現した。また、分路リアクトルでは周辺機器を一体化することにより、コンパクト化と現地工事の省力化を実現している。開閉装置分野では、72／84kV縮小形GISに加え、ポリマー碍管を使用した84kVガス遮断器を開発し、安全性の向上と軽量化を実現し、更新用設備として電力品質の安定化に貢献が期待される。監視制御·保護システム分野では、ディジタル形の調相保護継電装置、回線選択保護継電装置、直列コンデンサ保護継電装置についてコンパクト型を開発、納入した。さらに、既設更新用として現地工事の省力化に配慮した保護リレーユニットを開発した。15年度も引き続き電力会社の新しいニーズに応えるべく開発·改良を推進していく所存である。