策44次南極地域観測隊夏隊「専用観測船」行動報告2003

摘要

第44次日本南極地域観測隊（JARE-44）では，南極地域観測策Ⅵ期5か年計画のプロジェクト研究観測を実施するため，2回目となる海洋観測のための「専用観測船」による航海を行った，JARE－44ではJAREq43の観測結果を踏まえ，生物生産過程の適いがもたらす温暖化関連ガス成分の生成·除去過程や有機物の鉛直輌迭過程に億点を絞ったプロセス研究を行うこととした．本航海前には東京水産大学「梅鷹丸」の観測（平成15．年1．月山2月）が，本航海後にはJARE－44「しらせ」の観測（平成15年3月）が行われ，一連の観測により同一海域の時系列観測となった．「専用鮎闇跳＝として，JARR－43と同じ；「タンガロア号」（ニュージーランド水圏大気研究所）が傭船された．2月17日，ニュージーランド·ウェリントン港を出航後，連続航韮観測を行いながら，東経140－145度，南緯61度以南の観測海域を目指した．2月25Elから3月6日の期間に，剃コ的な観測を行った。 停船観洲の終了後，ウェリントン港へ向けて航起し，3月12日にはウェリントン港外へ到達した．