カナダ炭の2006年におけるトピツクス（4）

摘要

英国の鉱山会社であるカンプライアン·マイニング社（Cambrian Mining plc）が、カナダのウエスタン·カナディアン·コール社（WCCC）の株式保有率を引き上げることになった。 WCCCが新発効する普通株式877万7066株を1株あたり1．95カナダ·ドルで取得するもので、株式の買収総額は約1710万カナダ·ドル。 この結果、カンプライアン社のWCCC株式保有率は41．5％（株式保有数は3640万株）から46．8％（4520万株）に高まる。 ウエスタン·カナディアン·コール社（WCCC）が11月17日に、BC州北東地域の新規炭鉱であるブリエール（Brule）炭鉱を開発することを決定した。 ブリュール炭鉱はバーント·リバー（Burnt River）地域の未開発鉱区で、WCCCは同地域では既にディロン（Dillon）炭鉱を操業中である。 ブリュール炭鉱ではディロン炭鉱と同様、低揮発分（LV）PCI炭が生産される。 生産規模は70万～100万トン/年。 またブリュール炭鉱のキャッシュ·コストは、ディロン炭鉱と同水準のUS60ドル台半ばと想定される。