平成25年産弥生紅の出荷対策

摘要

いよかんの出荷においては、ス上がり等の品質 低下を招<危険性の高い大玉果は早期出荷に努 めるとともに、果実の品質内容を勘案して小玉果 は後期出荷を行い、伊予柑の食味優先及び供給過 多による価格下落を防ぐ必要があります。平成24年産については、年明け主力の青島ち 荷動きが停滞するなか、販売後半になるにつれ他 のかんきつ類の出回りも多<なり、近年のなかで は最も厳しい販売状況となり、販売価格について も前年を下回る結果となりました。そのような中で平成13年より取り組んでおりますいよかんの 特選果実「弥生紅」については、年明けから出荷 まで、貯蔵果実の定期的な品質調査を実施し、出 荷直前に品質基準を満たす果実を厳選して3月の限定販売を実施しています。「弥生紅」はレギュラーとの差別化も図られ、キ□ 73円上回る価格 で販売され、本年産についても市場からの要望も 多く、 3月「弥生紅」を一定量継続して安定的に 供給する必要があります。