水稲作における難防除雑草の埋土種子調査法

摘要

平成21年度の全国における水稲作付け面積は約164万ha で，これに対する水稲用除草剤の出荷量（平成21年9月末 現在）は使用面積に換算して約279万ha,作付け面積比で 170%であった。全国の水田において平均1.7回の除草剤散布 力s実施されていた言になるd水稲用除草剤の処理方法別の 内訳を作付け面積比で示すと，一発処理103%，体系鍵(初 期）36%，体系処理（中.後期）30%となる。すなわち，全 国のほぼ全ての水田で一発処理除草剤が1回散布され，概ね 半数の水田で初期除草剤や中.後期除草剤が必要に応じて追 加で营夂布されている，というのが水稲作における除草剤使用 の現である。