Panasonic DVD-H 2000 DVDオーディオ·プレーセを測る

摘要

今月は, 20kg近くある松下電産のDVD－H 2000を見る。 本機の上蓋をあけてまず目に入るのに, その筐体の骨格である。 通常はモノコック構造を採るこの種の機器だが，H－2000は外壁シャシ内部に，骨太なアルミ·ダイキヤストー体整形の骨格が収まり，個々の部品，基板の形態にフィットする複雑な造形を施している。 これが機械アースと，電磁シールドの役を担い，内部機器，部品を支え，外壁はこれに貼り付いている躯体で，美しい機械構造をもっている。 また，このダイキヤスト骨格上にフローテルグされた回転メカには，その上部に外界遮断のための金属ケースが取り付き，DOHVエンジン·カバーよろしくPanasonicのロゴを配するなど，機器内部の合理性と美的感覚を融合させるマシン好きの手掛けた作品のように見えさえする。