第30回日本木材保存協会年次大会及び特別シンポジウムに参加して

摘要

平成20年6月2日（月），(社)日本木材保存協会 の第30回年次大会がメルパルク東京にて開催さ れた。午前には年次大会として口頭発表及びポス ターセッションにて研究発表が開催された。午後 には今村会長を議長に，通常総会が滞りなく執り 行われた。議事終了後，木材保存技術奨励賞，木 材保存学術奨励賞，年次大会ベストポスター賞の 授与があり，今年度の第19回木材保存技術奨励 賞は「深浸潤処理用薬剤の開発」で㈱ザイエンス 茂山知己氏，第5回木材保存学術奨励賞は「素 材および処理木材の野外における被害経過と耐用 年数に関する研究」の業績で奈良県森林技術セン ター　酒井温子氏が受賞した。また，ベストポス ター賞には，北海道立林産試験場　森　満範氏ら の「腐朽した住宅用部材および接合部の非破壊評 価」が選ばれた。