平成26年度水道関係予算の概要

摘要

水道は災害時においても安定した給水を確保することが求められるライフラインであるが、全国の基幹的な水道管の耐震適合率は平成24年度末で33.596と依然として低い状況にある。また、全国の水道施設は高度経済成長時代の1970年代に集中整備され、更新時期を迎えつつあり、今後、老朽化した施設の更新需要が急増することが見込まれており、水道施設の耐震化•老朽化対策を推進することが喫緊の課題となっている。このため、災害時でも安全で良質な水道水を供給し、将来にわたり持続可能かつ強靱な水道を構築するため、平成26年度予算案では水道施設の耐震化•老朽化対策を推進するために必要な経費を計上している。