国道直下の崖錐を最小土かぶり2.4mで掘る: 四国横断自動車道　新角谷トンネル

摘要

四国横断自動車道新角谷トンネルは，延長L＝2,500mの2車線高速道路トンネルである．起点側坑口部は，高知県西rn部の主要幹線道路である国道56号と⊥かぶり2.4mで交差している．国道下にはNTTをはじめとする情報通信ケーブルrnが埋設されており，トンネル掘削時の沈下を最小限に抑える必要があった．そこで，事前にFEM解析などを用いた検rn討を行い，バイブルーフおよび脚部補強工（ジェットブラウト）などの補助工法を併用した工法を選定した．本稿では，rn国道直下を最小十かぶり2.4mで掘削した際の設計・施工について報告する．