S45C調質材の二段二重変動荷重下の回転曲げ疲労寿命評価

摘要

変動荷垂下の疲労寿命推定は，マイナー則あるいrnは疲労限度以下の応力振幅が含まれるような場合にrnは，修正マイナー則に基づいて検討されることが多rnい．しかし，よく知られているように，破壊するときrnの累積損傷値は必ずしも1ではない．マイナー自身のrn試験結果でも，累積損傷値の平均値はほぼ1であるが，rn試験条件によりその値は0.61～1.49の範囲にあrnる．二段二重変動荷重試験の結果をマイナー則によrnり整理すると，一般的傾向として，応力上昇の場合にrnは累積損傷値は1より大きく，応力下降の場合には1rnより小さいとされている．また，試験条件によってrnは累積損傷値が5以上になることも報告されていrnる．