鋼鉄道橋りょうにおける支承部疲労き裂変状の分析と対策建造物検査部門

摘要

特別全般検査で対象橋りようの上り線終点方の右支承部のソールプレート、下フランジの溶接線、下フランジとウェブの溶接線にき裂を確認した。き裂発生した上り線支承(可動)では変位計測、発生していない同種構造の下り線支承では応力、変位計測を実施。上り線右支承では0.2ミリ程度、同左支承では最大1.7ミリ程度のアオリが発生したが、下り線左右支承では確認されなかった。