豪雨で34万4000トン減送JR貨物山陽線など被害まとめ

摘要

JR貨物は10日、8月11日ごろからの秋雨前線の停滞による大雨の影響で、山陽線や中央線の一部区間で貨物列車の運転を中止した影響を取りまとめ、発表した。不通に伴う減送量は34万4000トン(暫定値)で、減収額は集計中としている。不通が発生した線区と運転再開日は、中央線竜王-しなの鉄道坂城間(篠ノ井線経由)が8月16日、中央線多治見-塩尻間が9月3日、山陽線新南陽-鹿児島線北九州貨物ターミナル間は同5日。全体の運休本数は、コンテナ列車765本、車扱い列車135本の計900本。