鹿との衝突件数20年度過去最多JR北海道が直近6年間統計

摘要

JR北海道は、鹿による列車運行への影響について2020年度まで直近6年間の統計をまとめた。昨年度の衝突件数は2414件(対前年度630件増)で、会社発足来最多となった。これまでの最多は12年度の2377件。線路への侵入を防止する柵の増設といった対策強化が奏功し、13年度2082件(295件減)、14年度1901件(181件減)と減少したが、15年度は1961件(60件増)と再び増加。16年度1777件(184件減)17年度1747件(30件減)、18年度1861件(114件増)、19年度1784件(77件減)と推移していた中、20年度は大きく跳ね上がった。