事務局が「中間報告案」国交省リニア静岡工区有識者会議

摘要

国土交通省の第11回リニァ中央新幹線静岡工区有識者会議が17日に同省内で開かれ、前回会議などで指摘されていたトンネル掘削に伴う断層付近の湧水量の把握方法や突発湧水量の者え方などについてJR東海が回答、これを基に議論を行つた。また、事務局の同省鉄道局が「中間報告案」を提示し、内容について次回以降議論を深めることとした。会議は、トンネル掘削に伴う大井川中下流域の地下水への影響、トンネル湧水全量の大井川への戻し方を中心に科学的·工学的に検証するもの。この日は委員と説明責任者の同社、鉄道局、オンラインでオプザーバーの静岡県などが出席した。