社員3人が博士号取得JR西日本構造技術室

摘要

JR西日本構造技術室の社員3人が博士号を取得した。坂岡和寛さん(50、コンクリート耐震)は関西大学大学院の博士(学術)、福本守さん(38、鋼構造)は神戸大学大学院の博士(工学)、森泰樹さん(44、斜面・土構造)は立命館大学大学院の博士(同)。坂岡さんの学位論文は「無筋コンクリー卜橋脚を対象とした地震対策に関する研究」。大正から昭和初期を中心に建造された無筋コンクリー卜橋脚は、一般的には鉄筋コンクリート巻き立て工法で耐震補強されているが、巻き立てによって河積阻害率が増加するため、補強実施が困難となる場合がある。