助成金等で最終利益確保JR北海道20年3月期決算

摘要

JR北海道は4月28日、2020年3月期連結決算を発表した。第3四半期までは前期実績、通期予想を大幅に上回る好ぺースで推移したが、第4四半期に入り新型コロナウイルスの影響を大きく受け、2期連続で減収。前期より2億円超のコスト削減を実現するなど経営改善に努めるも、営業損失、経常損失とも過去最大となった。一方、19年度から新たに措置された国や地域からの設備投資等助成金を特別利益に計上したことで、最終利益は4期ぶりの黒字を確保した。