大宮駅でもきょうからJR新潟支社

摘要

JR東日本新潟支社はきょう11日から14日まで、大宮駅西口イベントスぺースで「新潟·庄内産直市」を開催する。10月から展開する「新潟県·庄内エリアデステイネーションキャンぺーン」に合わせて、観光PRや特産品販売を通じて、首都圏からの誘客を図る。新潟県観光協会、新潟観光コンベンション協会、県内自治体、ガーラ湯沢など協力。8日深夜から9日未明にかけて首都圏を襲つた台風ほ号。最大瞬間風速は50を超え、大雨による浸水、停電、断水被害などが各地で発生した。千葉県内ではいまだ復旧には至っていない箇所もあるそろだ▼台風通過が9日未明だつたこともあり、交通機関にも影響が出た。テレビのニュース画面を通じて断続的に流される運行情報をもとに、利用者一人一人の冷静なる行動が求められた▼台風はじめ豪雨などの自然現象に際して鉄道各社では近年、「計画運休」を取るよろになった。想定される輸送の混乱を最低限に抑えるためのものだ▼計画運休の判断は、前日、当日未明と各社で分かれた。各社それなりの基準があっての判断だったと推察する。だが、テレビニュースでは運転再開時刻に力点が置かれ、結果的に混乱に拍車をかけた形となった▼JR東日本では前日12時に9日朝の運転見通しを発表。16時30分には想定される始発からの運転見合わせ時間を報道各社に配信したが、朝のテレビ画面では「運転再開は8時ごろ」。プレスリリースには▽安全確認の結果、被害などが認められた場合は運転再開までさらに時間を要する可能性がある▽安全確認がとれた線区から順次運転を再開する▽運転再開後も通常より運転本数が大幅に減る予定——と記載されてい，た。報道機関としてどのよろに報じたのか。現象面だけではない、多角的な報道も必要ではないのか。