高速離脱誘導路一部供用成田機能強化へ再編整備

摘要

成田国際空港(NAA)が発着容量拡大に向けて整備していた高速離脱誘導路の再編整備の一部が完成し、このほど供用開始した。成田空港は、4000メートルのA滑走路と2500メートルのB滑走路各1本がある。A滑走路の誘導路は全部で13本あり、従来は7本が途中で滑走路を離れられる高速離脱誘導路だった。今回はこれを6本に再編。このろち4本が昨年末に完成、供用開始した。滑走路は風向きにより離着陸方向が変わるため、離脱誘導路は南北両側に整備した。従来からの離脱誘導路も2本は継続使用するが、駐機場とつなぐ取り付け部を改善して、2019年度までに6本すベてを供用する。併せてB滑走路は、北側だけだった高速離脱誘導路を南側にも整備した。