最優秀賞山と鉄道

摘要

もはやあまり期待もしなくなった頃、実にあつけなく頂上に出た。本当に猫の額ほどの広さだったが、岩場のそこに木は生えず、四方の山並みを遠くまで見通すことができた。実に爽快な気分だ！ガマンしてきた水を飲み、朝こしらえたおにぎりを食べた。汗をかいた体に、タクアンの強い塩気がロを通してしみてくる。