第56卷4号『交通結節点: 人•モノの移動をつなぐ拠点の未来』企画にあたって

摘要

交通結節点は古くから，鉄道，バス，航空機，トラックと道路を結ぶ拠点として整備，展開されてきており，人やモノの移動に欠かせない施設として運用されてきました。最近では新宿駅前に分散していたバス乗降場を集約した集約型公共交通ターミナル「バスタ新宿」が開業して5年が経過し「バスタプロジェクト」として全国展開が進hでいることや，駅や駅前広場と一体的に機能の配置を行う「駅まち空間」としての再構築など，全国的な交通結節点の整備·運用が新たな展開を迎えています。