第16回世界水素エネルギー会議

摘要

世界水素エネルギー会議は、2802年にモントリオール、2004年に横浜、そして、今年2006年はフランスのリヨン市の国際会議センターで開催された。今回のテーマは「エキスパンデインク・ハイドロジェン」である。午前中は共通の話題のプレナリーセッションがあり、午後には複数の部屋に分かれたパラレルセッションで、水素生産、液体水素、水の電気分解、バイオ水素生産、固体高分子形燃料電池（PEM）、各種燃料電池、自動車用燃料電池、定置用燃料電池、ポータブル燃料電池、水素内燃機関、水素貯蔵、水素インフラ、ハイドライド、先端的材料、地域における開発計画、安全性、ベンチマーク、耐久性などのテーマが並んだ。会場の地下には展示場が設けられ、水素エネルギーや燃料電池の新技術・新製品が展示された。さらに、ポスターセッションの展示が行われている。また、会場入り口付近には燃料電池車の試乗会が開催された。参加者は1,000人、提出された論文数は350件を超えた。