那須八幡のツツジ

摘要

那須町は東京から約180 キロメートル，栃木県の最北 部に位置する人口約27,000人の町で，総面積372.31平 方キロメートルの広さを誇ります．那須連山と八溝山系 の裾野に広がる那須町は，中央部に広大な農地が広が り，本州でも有数の生産量を誇る酪農をはじめ，農業や 林業が盛んに行われています．また，年間約500万人の 観光客が訪れる国内有数の観光地であり，北西部には標 高1,915 メートルを誇る那須連山の主峰茶臼岳がそび え，日光国立公園に指定されている那須連山や高原地域 には手つかずの自然が多く残っています．その山腹には 1，380年の歴史をもつ那須温泉（鹿の湯）をはじめとする 「那須温泉郷」があり，那須七湯と呼ばれ広く知られてい ます．また，広大な敷地を持つ那須御用邸があり，皇族 方が静養に訪れるロイヤルリゾート地としても有名で す.南部には八溝山系に育まれた豊かな大地に美しい田 園風景が広がり，義経街道と呼ばれる旧東山道や奥州街 道，俳人松尾芭蕉にまつわる多くの史跡の他，歴史のあ る名所や街並みを見ることができます．