信楽高原鐡道「第一大戸川橋梁」

摘要

信楽高原鐡道勅旨〜玉桂寺前間に位置する第一大戸川橋梁は，1954年に架設された国内初の本格的なポストテンション方式PC鉄道橋（単線Ⅰ形4主桁）である。フレシネーによってパリ郊外にマルヌ5橋（道路橋）が架設されたのが1947年から1951年であることから.スパン30mのPC鉄道橋の架設は，その当時，世界的にもほとんど例のない画期的な試みであったと考えられる。