生産性向上を考慮した大深度二ユーマチックケーソン工事: 川崎港臨港道路東扇島水江町線（MP4)橋梁下部工事

摘要

本工事は「臨海部の物流機能の強化，自動車交通の混雑緩和」並びに「東扇島地Rと内陸部を結ぶ緊总物資輸送ルートの多重化」を目的とした川崎港東扇島〜水江町地区臨港道路整備事業のうち.水江町側主塔基礎を構築する工事である（図-1)。本工事ではニューマチックケーソン工法を採用しており，平面寸法約500m~2,高さ約67mの躯体を構《しながら約60mの沈ド掘削を行い，掘削完了時の躯体先端深度は「KP-62.975」また最大気圧は「0.586MPa」という，極めて稀な大深度施工を実施している力、に事中における様々な工夫や生産性向上に取り組んだ事例について紹介する。