造船10社2009年3月期中間泀算: 09年3月期見込みで下方修正相次ぐ鋼材高騰が大きく影響、コスト削減が喫緊の課題

摘要

造船重横糸6社の2009年3月期中間決算が発表された。各社とも鋼材など資機材の高騰の影響で大きな打撃を受けている。受注面では昨年までの大量受注により今期はおおむね低化している。通期見通しで黒字を確保できるのは三菱重工、三井造船、住友重機械、赤字を見込むのはユニバーサル造船、IHI、川崎重工。コスト高による損失はある程度見積もられているものの、円高、鋼材費などの変動要因に今後も予断を許さない状況が続く。