安全衛生標識は労働災害を防止するために大切な道しるべ第6回安全衛生標識

摘要

安全衛生標識は、潜在的な危険個所の注意警告や安全な方法に誘導する目的のため、図記号や文字を用いて人々に伝達する役割を担っている。また、重大な事故を招く恐れがある場合や、情報の開示という観点から労働安全衛生法等で、揭示又は表示を義務付けている。労働安全衛生法の条文では、"〜である旨の表示を行うこと。〜を禁止する旨の表示を行うこと。〜を見やすい場所に揭示すること。立入禁止の措置をとること"などと表示が義務付けられている。その意味では作業者が安全に作業を行うために、安全衛生標識は大変重要な「労働災害を防止するための道しるべ」であると考える。