第46回(公社)砂防学会シンポジウム 開催案内 テーマ「岩手·宮城内陸地震からの復興と未来への継承」

摘要

2008年6月14日に癸生した岩手•宮城内陸地震は,内陸直下型地震として両県に激甚な土砂災害をもたらしました。移動土砂量が約7,000万m~3にも及ぶ荒砥沢地すベりや大規模な崩壊や河道閉塞など,多様な種類の土砂災害が各所で発生し大きな被害を与えました。6年目を迎えた現在も,膨大な土砂が斜面や河道に残置している箇所も多く,二次的な災害の危険性が指摘されています。