鶴見川流域・流域管理40年の歴史と温暖化未来への課題

摘要

以上、総合治水40年、水マス16年の節目にあたり、流域住まい70年、研究者、市民活動家として流域活動にかかわってきた一個人として、バクの形の鶴見川流域にかかわる諸課題をまとめ、近未来の対応を展望してみた。最後に記すべきポイントは、国・自治体間、行政・市民活動間の、流域合理性・流域ミッションを共有する連携を、いまあらためて前に進めてほしい。総合治水、水マス推進のエンジンとなった、国と、これを応援する市民活動の連携に、さらなる努力を期待するということに尽さる。