青森駅が新駅舎に連絡船当時からの駅舎は解体へ

摘要

青函連絡船が健在であった1959年から使用され続けていた青森駅の駅舎が建て替えられ、3月27日から橋上式の新駅舎へ移転する。2018年にJR東日本と青森市、青森県との間で協定が結ばれ、東西自由通路と合わせて整備が進められてきたもの。新駅舎は現駅舎とホームとの間の元連絡船航送用の線路群跡地に建設。鉄骨2階建てで、東西自由通路を挟みJR東日本と青い森鉄道の事務·出札スペースが向き合う。自由通路はこれまでなかつたもので、東西の往来が容易になる。旧駅舎は4月から解体され、跡地には新駅ビルを建設、新橋上駅舎と一体化させる。新駅ビルは10階建ての複合ビルで、1〜3階は商業施設、4階は行政施設となり、青森市は中心街にある青森市民美術展示館を移設、青森県は繩文遺跡群の情報発信拠点を整備する。それより上階はホテルとする計画。完成は2024年度を予定する。